家柄がズレてる息子と彼女|このまま放っておいても大丈夫?【考えられるデメリット】
『家柄』
一般的に『家柄が良い』というと、
もともと華族や武家の身分であったり、医師や弁護士などの『師族』などの社会的評価が高い家庭のことをさします。
現代においてはさらに広い意味での解釈となり、財産面や学歴面などが豊かであったり優秀である家庭を指してこう呼びますね。
さて、あなたの息子さんと彼女の家柄に格差があると感じてはいませんか?
あちらの家柄や家庭環境が理解に苦しむほど貧しく複雑なものであったり、
逆に、社長令嬢などの貴族のようなお嬢さんであったり。
どちらが上でも下でも、家柄の違いというのは結婚において無視できない問題となり、
家柄が違えば、『もし結婚でもしたら?』と不安になるのは当然のことでもあります。
この記事では、家柄が悪いからどうとか、良いからどうといった判断は致しません。
しかし、『家柄にズレがあるなら結婚はやめておいたほうがいいよ』というお話をしていきます。
愛があれば家柄なんて…
というのはきれい事
まずは、息子の彼女が格上だった場合、もしくはその逆であった場合、
どんなデメリットがあるのか見ていきましょう
価値観が合わない
夫婦という視点で考えたとき、もっとも問題なのはお互いの価値観が合わないことでしょう。
結婚とは恋愛ではありませんから、経済面や世間体、果ては食事の作法から衛生面まで、
ありとあらゆる価値観の不一致はお互いのストレスのもとになります。
経済面での違いなんてその最たるでして、お金の感覚というのは育ちによって大きく変わるもの。
家柄が上のお嬢さんであれば、質素な生活なんて肌に合わないのは火を見るよりも明らか。
息子さんが働いても働いても、出て行くお金の方が多くなるでしょう。
逆もまた然りで、アルバイトや無職の女性でも捕まえてきたら、苦労するのは息子さんです。
倹約家であることと、稼ぎが悪いことは似て非なるものですからねぇ…
経済格差がある夫婦において、どちらかが大きな負担を背負い込むのは至極当然のこと。
それは夫婦のみならず、ときにご両親であるあなた方の負担になるケースも珍しくないのです。
わたしの知るところでは、片一方のご両親が結婚式の費用を全額持ち、
もう一方のご両親はなにもしなかった…
なんていう話がありました
裕福な方のご両親は相手の金銭的負担を負い、
逆の場合は無理してでも裕福な方に合わせなければいけないのです
集まる親族の違い
結婚式と言えば、その知人の結婚式のメンツたるや、家柄の違いが如実に出ておりました。
(決してどちらが上とか下といった話ではありませんが…傾向の話です)
片一方は医師や公務員など、どこか清潔感すら感じるご親族。
かと思えば、もう一方は水商売風の女性に泥臭い男性方…
家柄のズレとは、すなわち親族のズレ。
結婚式以降もそういった集まりは当然あるものでして、『2人が良ければ』なんていうのはおとぎ話であると言えます。
褒められたものではありませんが、そういった式の場では
『〇〇のお嫁さん、家柄が…でしょ?』
なんていう会話も聞こえてしまったのも事実です
とくに、家柄が下とされる場合、堂々としているなんてとてもではないですが難しいかもしれません…
行事への関心
これは偏見かもしれませんが、家柄が良い家ほど行事ごとを重要視し、
そうでない方ほどなぁなぁに済ませる傾向にあります。
七五三やお宮参り、結婚式にしてもそうですね。
経済的な余裕も関わっているのかもしれませんが、家柄のズレは行事へにズレも強く、
片方は当たり前に行うものだと思っている初詣や両家の顔合わせなども、
もう片方にとっては負担でしかなく、それが原因で仲違いする夫婦も珍しくありません。
例えば、片方はやるべきだというお宮参りも、
『写真だけでいいよ』とか『そんなのお金かかるから』とやらない人もいるっていうこと。
家柄とこういった行事への関心は無関係とは思えません
小さい頃から『なにを当たり前とするか』が顕著に出る部分で、
ある所では常識のものが、ある所では非常識なのです
具体的なズレよりも、「育ちによる意識のズレ」のほうが問題になるのかもしれません
教育方針のズレ
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こちらの記事でもお話しましたが、、、
学歴が両親の上を行くことは稀でして、教育面では良くも悪くも親御さんの意思が如実に表れるものです。
つまり、お孫さんの教育に関しても、家柄の違う2人では双方の意識にズレが出るということ。
大学までいった方にとっては大卒はマストになり得ますし、そうでない方は『勉強なんて』という意識もあります。
もしお孫さんが生まれでもすれば、その教育を巡って夫婦はおろか、両家の対立は免れないでしょう。
両親ともに出身が同程度であれば、意見も一致しますし、教育も一貫します
家柄の良い家の家族は皆優秀で、職業もしっかりしやすい
逆に、親が低学歴のフリーターなんていう家は、やはりお子さんもそうなりやすい
これは偏見ではなく、確実にあると思います
人の一生は、やはり育った環境を大きく越えることはないのではないでしょうか
親として受け入れられないなら結婚はNG
理屈にしてもそうですが、
感情だけでもあなたが『ん??』と思っている部分がある以上、その結婚はしてはいけないのです。
家柄のズレがいたるところで気になる以上、
もし2人が結婚すれば、これからもその違和感が消えることはないでしょう。
むしろ、家柄の違いは結婚してからこそ強く表れます。
やがては、家柄の良い方を夫婦して避けるようになるか、
家柄の悪い方を夫婦して切り捨てるか、
この2択でしょう。
釣り合っている家庭同士だからこそ、お互い行き来しやすく、
ひいてはそれが両家の幸せになるのです
息子と彼女の家柄が違うなら別れさせるべき【釣り合わぬは不縁の基】
『釣り合わぬは不縁の基』ということわざがありますが、
これは本当にその通り。
育った環境が違うもの同士が結婚すれば、どっちかがそれに合わせるために並大抵の努力では追いつかないのです。
それは夫婦だけじゃなく、一家揃っての問題となり、
お互いがお互いの家柄に対して嫌悪感を示す間柄へと発展しやすいのです。
というより、夫婦はそれで良しとできるものですが、
むしろご実家同士の摩擦の方が大きくなるかもしれません
そんなとき、親御さんはどう対応していくのが良いのでしょうか
頭ごなしな否定はNG
これは他の記事でも口酸っぱく言っているのですが、
いかなる理由があれど、頭ごなしに結婚や付き合いを反対するのは絶対にNGです。
NGというより、そうやって無理に間に入っても、息子さんが耳を貸すことはあり得ないでしょう。
別れてほしいと願うにしても、表向きは波風立てないように注意しましょう
動くなら裏で動く。もしくは静観の一手です
身分の怪しいお嬢さんには身元調査を
家柄が悪いお嬢さん、いままでどう生きてきたのか不透明な彼女であれば、
探偵や興信所に経歴や素行を調査してもらうのも良いでしょう。
実際、わたしは探偵を使って彼女の調査を依頼しました
↓
実際にはなにも出ませんでしたが、これによって難を逃れた親御さんも複数いらっしゃいます。
職を転々としているとか、
バツがあったとか、
今までの彼氏を食い物にしてきたとか、
借金があるとか、
実は経歴が言うよりヒドイとか、
出て来た具体的事実をもとに、息子さんを説得する。
ただ感情で詰め寄るより、男性である息子さんには考える予知が生まれます。
付き合うだけならいいが、注意は必須
また、お相手の家柄が良すぎても、ただ付き合って行くだけであれば大きな問題はないでしょう。
(逆でも同じく)
様々な身分の方とお付き合いすることは、見聞も広がりますし必ずしもマイナスとは限りません。
ですので、本人に結婚の意思がないのであれば、無理に別れさせることもないでしょう。
●避妊だけは気を付けること
●経済的にどちらかに依存したりしないこと
●盲目にならず、相手とのズレもしっかり見る事
などなど、親として第三者として注意すべきところはしっかり注意しておきたいところです。
普通は身分のズレているお嬢さんとは自然と別れるものです
干渉しすぎないよう、適度な距離で見守りたいですね
基本的には不幸のもと|別れさせよう
しかし、基本的に不釣り合いな恋愛はお互いのためになりません。
そのまま情が湧いてしまう前に、早め早めに対応していくことが理想です。
繰り返しですが、もちろん強引に別れさせるのはNGですよ
お互いの為、ひいてはあなたと両家のためにも、静かに2人が離れるように対策していきましょう。
波風立てずに2人を別れさせる方法は別の記事にて解説しております。
参考になれば幸いですので、そちらをごらんくださいませ。
↓
家柄の違いは不幸の最たる原因|息子さんにも、彼女にも、あなたにも間違いのない選択を
もう一度話をまとめますと…
●家柄の違いは両家にとって大きな問題
・価値観のズレ
・親戚等、世間体も悪い
・教育方針の違い
・行事ごと(関心のあること)が違う
・両家お互いが違和感を持ったままになる
●家柄の違う息子と彼女は別れさせてもいい
・結婚しないなら静観
・彼女の素性が怪しいなら迷わず調査
・強引な方法はNG
勘違いしてほしくないのですが、、、
わたしは家柄が上だから良いとか、下だから低俗…なんていう優劣をつけるつもりはありませんし、
あなた様もそういった品性のないことはして欲しくありません。
わたしも家柄は悪いですし、それを言えば私は社会的に劣等な民族となります(苦笑
ここで申し上げたいのは、
『身分がズレてると、お互いが苦労するし不幸になりやすい』ということです。
小学生と高校性が試合しても、どっちも面白くないでしょう。
平民には平民の楽しみや生きがいがあるし、
貴族には貴族にとって大切なものがあります。
そのどちらもが決して悪いということはないのです。
ただ、取り巻く環境や財産、学歴などすべてを含めて『その人』ですから、
身分が合わない事はカラダや性格が合わない事と同列ではないでしょうか。
そこを無視して『本人達が良ければ』なんていうのは、息子をペットと同様に扱ってるも同然です。
息子さんとあなたの幸せを願うなら、釣り合った家庭同士でのお付き合いを考えたいですね。